はじめに
私が読んだ本を、本との出会いから紹介していくとともに、私が印象に残った場面を印ポイントとしてまとめ、私の経験談に沿った個人的な感想をメモ書き程度にまとめていきます。おわりに、書籍についてのリンクなども載せておきます。
注意~attention
こちらの記事では、本の紹介をするため、当然、ネタバレする恐れもあるので、ご理解された方のみ、この先お読み下さい✨
本の内容をご自身で楽しみたいという方は、本を一度、最後まで読んだ後にこの記事に目を通して下さい🎵
よろしくお願い致します✨
本との出会い
岸見一郎さんの書籍は数多く読んでいます。私が最初に読んだのは、数年前に大ブームを引き起こした『嫌われる勇気』です。その後、『幸せになる勇気』も読み、アドラー心理学に惹かれていきました。
当時(現在もたまに)、『幸せって何だろう』という、答えの見つからない問いを思い悩んでいることがあります。
そんな時、ちょうど1年前ぐらいに、こちらのタイトルや帯の文章に惹かれ、自然と商品を片手にレジカウンターに並んでいました。笑
印ポイント
“本当は幸福であるのにそれに気づいていないのかもしれません。” p18
私は、毎日好きなものを食べられているし、雨風凌げる暖かい家もある、両手は自由に動くし、眼も見える。
幸福であるはずなのに、気付いていないんですよね。
(気づいていないというか、慣れてしまっているのかも)
“「成功と幸福を、不成功と不幸を同一視するようになって以来、人間は、真の幸福が何であるかを理解し得なくなった」”
・ ・ ・
”よい学校に入って、よい会社に入り、裕福になることが幸福だと考える人がいますが、三木は、それは成功であって、幸福ではないといっている“ p20
哲学者の三木清さんの書籍の引用も交え、書かれており、三木さんの考え方に共通する部分もあるようです。
『成功していないから不幸。成功したら幸福である』というのは、私も違うよなと考えています。
成功によって幸福を感じることがあるかも知れないけど、
必ずしも幸福が成功の中にだけある
とは限らないかもしれません。
“幸福は各自においてオリジナルのものである。
・ ・ ・
幸福はその人だけに当てはまるのであり、その人にとっては幸福であることでも、他の人にとっては、幸福であるとは限らないということ” p21
私の幸福は、私だけの幸福。
誰かが創造する幸福ではない!
私が幸せなことは相手にとって幸せなこととは限らないし、相手の幸せは私の幸せとは限らない。そのことを知っているはずなんですけど、いつの間にか頭から消えてしまうんでしょうね。
自分の幸せを探してみよう。
“何かを達成しなくても、今このままで幸福であるということに気づいた時に、人はその瞬間に幸福になる“ p24
さっきも言いましたが、毎日、好きなもの食べられる、雨風凌げる暖かい家もある、両手は自由に使える。それを幸福であると気づく・思い出す時間を作ってみると、幸福を感じられるのかもしれないなと思いました。
“虚しさがやってくるのは、今集中できていないから” p35
私もよく虚しさを感じます。ああ、満たされない。何かが足りない。そんな思いを抱いてしまうのは、今、この時に感謝できていない証拠かもしれないと思いました。
今、ある幸せはなんだろう。
”幸福になるために、いわゆる挫折体験は絶対に必要
・ ・ ・
生きていく上で感じる苦しみや挫折感は、鳥が空を飛ぶために必要な空気抵抗のようなもの“ p79
いわゆる挫折体験。
私はまだ、挫折という挫折を味わっていないなと感じています。これから味わうのかな。味わうときは辛いけど、それが力となって幸せにもつながるんだろうなという思いは少しあります。
挫折を受け入れられるようになる。
”対人関係のトラブルは、他人の課題に土足で踏み込む、あるいは踏み込まれることから起こります。” p87
アドラー心理学でいう、“課題の分離”という考え方です。
私の課題と相手の課題を分ける。
私は、私の課題だけを考えて行動していかなければいけないんですよね。
どんな時でもこの考え方は大切になるのですが、これも気づいたら忘れてしまうんですよね。
改めて、他人の課題に踏み込まない。踏み込ませない。
自分の課題だけに目を向けるように気を付けたいと思います。
感想
『世の中の悩んでいる方の相談に対して、答えていく』という形式で内容がすすめられていました。
私自身も自分の課題から逃げずに、闘っていきたいという気持ちが少し湧いてきています。
世の中には色々な人がいて、色々な考え方があり、色々なことを考えるが故に悩んでしまうんですよね。
私も小さな幸福を見逃さないようにすること、そして、自分の課題にきちんと向き合って生きていこうと思いました。
悩み多き、今の時代、この本が心の支えとなること間違いなしです✨
おわりに
岸見一郎さん、幻冬舎さん、ありがとうございました!
悩みのない人なんて世の中にはいないと思います。
この本にも書かれている『アドラー心理学』を根底とした考え方を身につけていると、どんな悩みがあっても、いい方向へ考えていけるような気がしています。
みなさん、どうでしょうか。
今回の本、気になったでしょうか?
最後にリンクがあるので、ぜひ確認してみてください♪
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
今回の本はコチラ
『成功ではなく、幸福について語ろう』 著)岸見 一郎 さん
→紀伊國屋書店さんのWEB STOREへとびます。
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